外壁塗装を考えている方に、「施工期間に2週間程頂きます」と伝えるとびっくりされる方もいらっしゃいます。
「外壁なんて塗装するだけだから2、3日で終わるものじゃないの?」とお考えの方もいらっしゃいます。
しかし外壁を塗装するまでにはいくつかの段階を経て、丁寧に施工していかなければならず、2週間ほどお時間をいただく形になります。
もし2、3日で終わるという塗装会社がいれば、それは幾つかの工程を省いてしまっている可能性が高いです。
ではなぜ2週間かかるか簡単に工程をご紹介しましょう。
1、足場設置
2、高圧洗浄
3、下地処理
4、養生
5、コーキング
6、塗装
7、確認
8、足場撤去
このように塗装以外の作業も多く発生します。
特に高圧洗浄と下地処理は重要な作業です。
高圧洗浄によって新たな損傷が発覚することもありますので、そこで下地処理を行わないと将来的にひび割れが発生しやすくなります。
そして塗装も1回だけ塗ればよいという事ではなく、下塗り、中塗り、上塗りという3回の塗装作業が発生します。
これにより塗膜が厚くなって剥がれにくい塗装が実現します。
それぞれの塗装後は乾燥させる時間も必要なので、このように2週間近い時間がかかってしまいます。
塗装を依頼される方はこういった施工期間も踏まえて依頼されることをお勧めします。